「ゴー宣道場」の門下生が「真剣派」と「お楽しみ派」に
分かれているような気がする。
メーリスの三味線弾きの投稿で、最近の若者は「楽しいから」
という動機では惹きつけられないというのがあった。
酒飲んで和気あいあいと騒ぐ忘年会のようなものも敬遠する
というのだ。
彼らは被災地などの「真剣に使命感が芽生える場」に惹き
つけられて、ボランティアで集まるらしい。
かつて「ゴー宣道場」でアイヌ問題を議論するときに、
民族衣装のコスプレをやるかどうかで、決定的な対立が
起こった事件を思い出す。
コスプレやって「楽しく」やろうぜという派閥があったが、
わしはアイヌ「文化」を茶化す必要はない、議論は真剣に
やるという考えだった。
当時は堀辺師範がいたから、わしと共に「真剣派」が押し
切った。
「ゴー宣道場」という名前は「道場」が付いているから、
恐いという面もあるが、「道場」があるから真剣さの伝統
が守れて良いとわしは思う。
人を集めるために酒を持ち込んだり、コスプレをやったり
してたら、「ゴー宣道場」の魂・核が崩壊して、社会への
訴求力を失う。
酒は「私と集」の場である場外乱闘で飲めばよい。
「ゴー宣道場」は「個と公」の場である。
中四国の設営隊も、東海の設営隊も、今までとは違って
きている。
実務能力が高くて、「真剣」だからこそ面白いと構える
者たちのようだ。
関東や関西は人口密集が高いから人集めに苦労しないで
「ゴー宣道場」を開催できる。
だが、東海は難しいとわしは思っていたし、中四国に
至っては、恐るべき困難さだろう。
もっと困難なのは東北であるのに、東北で開催しようと
している者たちが4~5人いるようだ。
しかもタイムスケジュールを決めて、まず「直訴」を
目指して活動している。
この新しい風が今までの「ゴー宣道場」にどう影響して
いくのか?
実は「関東ゴー宣道場」の新しい設営隊長は「真剣派」
のようだ。
今度、じっくり話してみなければならない。